Ruby 3-1
こんにちは!
PCの計算、というか数値は奥が深い。
算術演算子
まずは基本的な計算からです。
ややこしいものをピックアップしていきます。
整数同士の除算は商も整数になります。
浮動小数点数とすることで回避します。
除算機能を持ったメソッドがあります。
divメソッドは整数型の値を返し、fdivメソッドは浮動小数点型の値を返します。
整数型の場合、ゼロ除算はエラーとなります。
浮動小数点型の場合はInfinity、無限大となります。
割る数の符号と剰余の符号を一致させます。
7÷(-3)=(-3)...(-2) といった感じです。
割られる数の符号と剰余の符号を一致させるremainderメソッドがあります。
整数部の商と剰余の値を得られるdivmodメソッドがあります。
商は常に整数、剰余の符号は割る数に一致します。
数値の末尾に「r」をつけることで、有理数を表すRational型の値を作成できます。
Rational型の演算結果は分数となるので、少数の結果が欲しければ.to_fでFloat型に変換しましょう。
このような方法でもRational型を生成することができます。
以上となります。
除法や符号関係での注意が必要ですね。
長年数学を勉強してきたことで、特に抵抗なく理解できたことはよかったと思います。
ではでは。